ダイカスト用離型剤 よくある質問集

希釈タンク内にスラッジ(浮遊物)が発生するのはどうしてですか。

希釈タンク内で離型剤の乳化バランスが破壊されたとき、密度の低い成分が不溶解物として分離し浮遊スラッジとなります。

金型の堆積物を除去する方法は、どのようなものがありますか

洗浄剤で除去する方法があります。一般には、石油系・アルカリ系の洗浄剤を使用します。金型に堆積している物質を確認し、洗浄剤を選定して下さい。

金型堆積(ベタツキ)の防止・低減策はありますか

つぎの3つの方法があります。
1.金型温度に合った離型剤を選定することで離型剤の金型付着量が減り、堆積を減らすことができます。
2.希釈倍率の調整・離型剤塗布量の見直しで、堆積の低減が図れます。
3.金型付着量の少ない離型剤もご用意できますのでご相談ください。

離型剤の希釈倍率が低い場合、どんなトラブルが発生しますか。

製品に着色が発生したり、湯廻り不良の発生が考えられます。また離型剤が付着しすぎるため金型に堆積し、環境問題につながります。

希釈倍率のチェック・管理はどのようにすればよいですか。

離型剤の原液は一般的には有効成分量が約30%で残りが水分です。それを希釈して使用しますと、有効成分量は1%以下になり、簡易的な機器で計測するのは困難です。
従って、正確な希釈倍率を測定するにはメーカーに測定を依頼するのが最適です。

離型剤の希釈倍率が高い場合、どんなトラブルが発生しますか

製品の型離れが悪くなり、焼付き・カジリが発生します。また負荷をかけて型から取り出しますので、歪んだ製品ができることがあります。

塗装製品にあった離型剤はありますか。

鋳造後の製品表面には離型剤が付着していますが、これは洗浄工程で洗浄された後、塗装されるため一般には離型剤が塗装に影響することはありません。
ただし離型剤の付着量が多過ぎる場合あるいは洗浄液の濃度が低い場合などでは、塗装密着性が問題になることがありますので、工程を確認することが必要です。