ハードディスク表面潤滑剤 D-4OH

2013年09月01日

ナノレベルの超薄膜でハードディスクにさらなる進化を

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ハードディスクの進化を支えるモレスコホスファロール
近年、めざましい勢いで高速化、大容量化が進むハードディスクドライブ。その進化を支えているのが、ハードディスク表面潤滑剤「モレスコホスファロール」です。ハードディスク表面潤滑剤の役割は、データが記録されるディスクの表面に潤滑膜を形成し、データの読み書きをする磁気ヘッドとの接触からデータを守ること。ハードディスクドライブの進化に伴って、より薄く、より緻密な潤滑膜を形成できる表面潤滑剤が求められます。

 

 

新しい表面潤滑剤の開発
2007年度から開発を進めてきた「モレスコホスファロールD-4OH」は、化合物の骨格となる部分の構造に特長を持たせました。従来品と比べて薄膜化が可能なうえ、分解しにくいというメリットが見出され、2010年度よりハードディスクメーカーで採用が始まりました。研究開発は試行錯誤の連続。様々なデータと緻密な計算から仮説を立て、何週間もかけて実験を繰り返します。開発者としての信念と、お客様の信頼に応え、喜ばれるものをつくりたいという熱い思いがMORESCOの研究開発を支えています。

 

小さな実験室から世界へ
製品化された潤滑剤は、その思いとともに研究開発者から製造担当者へ引き継がれ、量産化されます。量産化といっても、これらの潤滑剤の製造工程はほとんどすべてが手作業。神戸の小さな実験室で丁寧につくられた潤滑剤は、手のひらにすっぽり収まるほどの小さな瓶に詰められ、ハードディスクメーカーを経て世界中へと送り出されます。現在、さらなる大容量化に向けてD-4OHの改良品の研究開発が進められ、着実に採用実績を上げています。ハードディスクの進化と信頼性の向上に貢献するため、MORESCOの挑戦はまだまだ続きます。

 

モレスコホスファロール

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