10月12日に「ペロブスカイト太陽電池の高性能化とフィルム型モジュールの開発技術」というタイトルで、桐蔭横浜大学 宮坂特任教授による講演会を開催しました。
ペロブスカイト太陽電池（以下、PSC）は軽量・薄膜、フレキシブルな太陽電池で安価に製造できると言われています。さらに従来のシリコン太陽電池では困難なところにも設置することが可能になるため、現在、実用化に向けて取り組まれています。
今回ご講演いただいた宮坂特任教授はPSC開発の第一人者であり、ノーベル化学賞の受賞が期待されております。開発経緯、発電効率やコスト、他の太陽電池との優位性などについてご講演いただき、次世代の太陽電池としてPSCの大いなる可能性を当社社員が肌で感じることができました。
なお、宮坂特任教授は「PSCの国産化」に着目し、10月4日に新たな企業連携コンソーシアムを立ち上げられました。当社もそのコンソーシアムへ参画しており、開発要望があったバリア性の優れた封止材で貢献していきます。