内閣府主導で新設された核融合推進協議会 『J-Fusion』 に参画が認められました
このたび、『(一社)フュ-ジョンエネルギー産業協議会 = J-Fusion』 への当社参画が認められました。
核融合(= ニュークリア・フュージョン)発電は、太陽内部同様に水素の原子核どうしが超高速衝突/融合する際に発生する中性子を熱源発生に用いる、未来の手法です。
その燃料となる重水素は海水中に事実上無尽蔵に存在し、燃料1gで石油8tにも相当する発電が可能と言われています。放射性廃棄物も少なく、安全でCO2を発生しない次世代のベース電源と言えます。
近年、日本も国を挙げ、核融合の早期実現と巨大産業化を目指す 『フュージョンエネルギー・イノベーション戦略』 を策定しております。そのために、本協議会が内閣府主導で新設されました。
本協議会を通して当社も、加速器や福島廃炉等で貢献する固有技術である耐放射線性潤滑剤で、核融合機器開発や長期安定的稼働に寄与し、世界の電力供給システムに求められる核融合炉の早期実現にも本格貢献していきます。
本件に関するお問い合わせ先
株式会社MORESCO 研究開発部 林 義和
MAIL:hayashi@moresco.co.jp