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当社社員が関西潤滑懇談会第8回ポスター発表会で最優秀賞を受賞しました

202496()に、関西潤滑懇談会第8回ポスター発表会において、当社研究開発部 高度専門職の林 義和が以下のポスター発表を行い、最優秀賞を受賞しました。
当会は1955年、主に関西の学界や業界の研究者・技術者によって創設され、以後約70年間、講演会等にての摩擦、摩耗、潤滑剤、各種軸受、歯車、シール、セラミックスといった非金属材料等に関する知見を、研究面、実際面から参加者に提供し、潤滑技術の包括的向上に貢献し続けております。
産学の研究者による最新の研究成果を持ち寄ったポスターセッション形式での発表・技術討議も実施されており、第8回目の開催となる今回は全31件の研究成果が発表され、優秀賞・最優秀賞が競われました。

【タイトル】Study on Molecular Structural Influences of Radiation Resistant Oils for Their Properties
(耐放射線性オイルの分子構造が特性に及ぼす影響研究)

【研究内容】
当社独自技術である高耐放射線性潤滑剤のポリフェニルエーテル内の、分子構造が微妙に異なるもの6種に対し、各構造のガンマ線(*)に対する耐放射線性や被曝前後の潤滑性に及ぼす影響を世界初として明確化しつつ、最適特性を発揮する最良分子構造の特定に成功しました。
(*) 照射評価はCERN(欧州原子核研究機構)と共同で実施しました。本件に関する国際論文も近日発表予定でございます。

【発表・受賞者】
研究開発部 林 義和

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