従業員への取り組み健康経営
MORESCOは、従業員が心身ともに健康であることが、企業の持続的な発展に不可欠であると考えています。
従業員がいきいきと働き、個々の能力を最大限発揮することにより、生産性の向上や組織の活性化につながります。
このような考えに基づき、従業員の健康促進を経営における重要課題であると捉え、健康経営を積極的に推進していきます。
2020年4月1日、従来の取り組みを整理・体系化することに加え、方針を明確にし、健康維持・増進施策の推進を図るため、「MORESCO健康経営宣言」を定めました。
健康経営推進体制
MORESCOは、代表取締役社長が健康経営責任者となり、人事担当取締役、人事部門、広報部門が健康経営を推進します。
従業員が心身共に健康である為に、従業員の意見を聴取し、産業医、健康保険組合、外部機関と連携し、さまざまな施策を展開しています。また、このような取り組みは定期的に取締役会(経営会議等)で報告し、健康経営推進に向けた課題と対策を検討しております。
具体的な取り組み
健康保持、増進(体の健康)
・健康経営の取り組み、健康診断受診啓蒙ポスターの社内掲示
・生活習慣病予防等の健康保持
・増進に関する情報の定期的な発信
・毎日定刻にラジオ体操の実施
・部活動補助支援
・人間ドック(35歳から)
・オプション検査の費用補助
・喫煙による健康被害についての情報発信と週1回禁煙デー実施
・働き方改革支援制度(介護・育児時短勤務制度・フレックスタイム制度)
・健康推進として、ウォーキング・体力測定を実施
・有給休暇取得率向上
心身のリフレッシュを図ることを目的とし有給休暇取得を推奨しています。
当社は全従業員が有給休暇の取得を60%以上目指しています。
2021年度 | 2022年度 | 2023年度 | |
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有給休暇取得率 | 73% | 74% | 76% |
・長時間労働対策
長時間労働による健康障害を防止するため、必要時には産業医面談を実施を促し、従業員の健康確保のため産業医の意見をもとに適切な業務上の配慮を行うようつとめています。
2021年度 | 2022年度 | 2023年度 | |
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平均月間所定外労働時間 | 7.6時間 | 6.8時間 | 6.3時間 |
メンタルヘルス対策(心の健康)
・社内外相談窓口の設置
・職場内コミュニケーションの促進を目的とした補助
・コミュニケーションエリアの設置
・ストレスチェック
2021年度 | 2022年度 | 2023年度 | |
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ストレスチェック受験率 | 88.1% | 86.4% | 84.6% |
セミナー
・メンタルヘルス
開催 時期 |
セミナー内容 | 参加 人数 |
満足度 |
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2022年 | プレゼンティーイズム ~原因と改善方法~ | 110人 | 70.51% |
2023年 | メンタルヘルス ~セルフケアとラインケア~ | 172人 | 79.19% |
2024年 | 職場の元気の土台!コミュニケーション講座 | 161人 | 86.9% |
・女性の健康課題に関するセミナー
開催 時期 |
セミナー内容 | 参加 人数 |
満足度 |
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2023年 | 女性のライフサイクルと健康 | 95人 | 87.18% |
2024年 | 働く女性の健康課題 | 166人 | 73.49% |
評価指標
・アブセンティーイズム(欠勤、休業している状態)
2021年度 | 2022年度 | 2023年度 | |
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アブセンティーイズム | 0人 | 3人 | 2人 |
※傷病により連続して一ヵ月以上欠勤または休職した従業員数
※アブゼンティーイズム0人を目指しています。
・プレゼンティーイズム(健康問題に起因する業務パフォーマンス)
2021年度 | 2022年度 | 2023年度 | |
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ブレゼンティーイズム | ー | ー | 81.68% |
※SPQ(Single-Item Presenteeism Question 東大 1 項目版) :
「病気やけががないときに発揮できる仕事の出来を 100%として過去 4 週間の自身の仕事を評価
※プレゼンティーイズム90%を目指しています。
健康課題への対応
①定期健康診断の受診率は100%を維持しております。引き続き維持できるように啓蒙活動を行ってまいります。特定保健指導については、特定健診および人間ドックの結果より、「積極的支援」または「動機付け支援」対象者全員へ2ヵ月~4か月の生活習慣改善プログラム(特定保健指導)の受診申し込みを推奨してまいります。放っておくと大きな疾患を見落としてしまい、また生活習慣病のリスクが高まります。きめ細やかな活動を行い、健康をサポートすることで、優秀な人材を確保し長く働き続けたい環境作りを推進します。当社は、健康保険組合と連携をとり特定保健指導受診率100%を目指しています。
2021年度 | 2022年度 | 2023年度 | |
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定期健康診断 受診率 |
100% | 100% | 100% |
特定保健指導 受診率 |
ー | 47.7% | 33.3% |
②従業員の健康意識の向上のため、講演会や健康イベントを実施しております。自身の身体と向き合う時間を作り、長く健康でいる事でパフォーマンスの向上や組織の活性化につながります。従業員が健康に対して意識が高まり、主体的に参加する環境作りを推進します、当社は、講演会・健康イベント参加率70%を目指しています。
(2024年度 講演会参加率36.2% 健康イベント参加率46.6%)
外部からの評価
当社は、経済産業省と日本健康会議が共同で選定する「健康経営優良法人2024(大規模法人部門)」に4年連続で認定されました。
当社は、社員の健康を会社の財産と考え、今後も社員のワークライフバランスやメンタルヘルスを重要視し、健康増進のため最大限の支援を継続いたします。